No title...
「う、ぁ…っ!!」
いきなり自分を押し倒してきた遼太郎に驚き、悠は間抜けな声を上げて。
強かに腰を打ちつけ、じんじんと痛みが広がるがそれどころではない。
酷く動揺しているからか思うように身体が動かず、首からしゅるりと音をたてて
引き抜かれたネクタイを見て、更に固まった。
「ハル、両手出して」
その場に不似合いなほど落ち着いた声に、思わず言われた通り両手を差し出して
しまった。
そしてすぐに先ほど引き抜かれたネクタイを使って頭の上で一つに括られてしま
い、思い切り後悔することになる。
こうなってしまっては、例え悠の方が体格上勝っていても、身体の上にのしかかっ
ている遼太郎をすぐに退かすことは出来ない。
「っや…め…っ」
プツプツとカッターシャツのボタンが外されていく。
冷たい空気に肌が触れて、小さく身震いした。
はだけられたカッターシャツ。
恥ずかしさからだろうか、赤く染まった頬に垂れ気味の瞳は心なしか潤んでいる。
ごくり、と唾液を嚥下して、遼太郎は誘われる様に悠の胸の突起に口付けて軽く噛
んだ。
「っひ…!!」
ビクリと震え、悠が泣きそうな声を上げて。
噛み千切られると勘違いしたのだろう。全身が細かく震えて緊張していた。
くすりと笑った遼太郎は宥めるように何度もペロペロと舐め上げる。
「っ…う…」
ぴちゃり、ちゅくっ。
いやらしい音が鼓膜に響いてじんと痺れる。
頭の上から爪の先までぴりぴりと、緩い、けれど確かな快感が走りぬけた。
「いい?」
くく、と喉の置くで笑った遼太郎を見上げてかあっと顔が赤らんでいくのが分かる。
「ちがっ…う…んっ」
反射的に首を振って否定するが、下肢の勃ちあがりつつあるそれを膝で押され、
大袈裟にビクついて声を上げてしまった。
「可愛い」
男に、それも自分よりデカイ野郎を捕まえておいて、「可愛い」なんて形容詞よ
く思いつくものだ。
ただ、それを言い返す力は、あいにく今の悠には残っていないけれど。
再び乳首を舐めながら膝でグリグリと刺激され、すすり泣くような声をあげて遼太郎
が身体をくねらせた。
「ハル、Hな声」
笑いを含んだその囁きに泣きそうになりつつ力なく首を横に振れば、聞きなれた音がして、
ズボンのジッパーを下ろされ遼太郎の手がスラックスの中へと入ってくる。
「悠…」
少し上擦った声と同時に性急な仕草で下着の中から自身を取り出され、きゅっと
それを握られた。
「っつ、う…や、め…っ」
「そればっかだなァ…?」
「う、ぁっ、ま、って…!!」
握っていた手をゆるゆると動かし始め、今までとは桁違いな快感に、一人でに腰
が跳ね上がる。
「気持ちいい?」
うっとりしたような声に悪態をつく余裕も無く、悠はがむしゃらに首を横に振る
事しか出来なかった。
段々と手の動きがスムーズになっていき、それが自分自身から出た快感の証とい
う事実を再確認させられ、
恥ずかしくて恥ずかしくて、どうしようもない。
身体が熱くて、酸素を大量に欲しがった。
口を大きく開けて冷たい空気を吸い込む。
吐き出すと同時に、鼻にかかったような、甘えた声が勝手に出た。
「ふ…ぁ、ン…っ」
無意識に手の動きに合わせて腰を動かす悠を愛しそうに見ながら、鎖骨に口付け
て淡い後を残していく。
限界を訴えるように内腿がひくっと痙攣して悠が小さな声で遼太郎の名前を呼んで。
「イキそう?」
「ッダ…んっ」
何度もコクコクと頷き、力が入らないのか震える手で遼太郎の肩を握り締めた。
「じゃ…イッて…」
耳を軽く噛みながら耳元で囁かれ、一際強く扱かれれば、我慢出来るわけもなく、
か細い声をあげて果てた。
ええと、オリジナルというか、書きたくなって思いのまま書いた一品です…(爆
悠【ハルカ】と遼太郎【リョウタロウ】はフルネームきちんとあります(笑
こんな感じかナァ、というキャラの性格なども実は決めてます(笑
いつかきちんと出せればいいなぁ…。