「先生。俺、先生が好きだ」

「え、ええ…っ」

驚くにしてはややスローペースな動きで、若王子が少し身を引いた。
自分よりもやや高い位置にある顔が僅かに赤らんでいるのを見て、これは普通の教師に向ける眼差しでは無いことに気づくが、 それから自分はどうすればいいのか分からず、困ったような表情で笑う。

「先生っ!」

「は、はいっ」

いつもより大きな声で名前を呼ばれ、しかもいきなり強く抱きしめられれば、流石に若王子も驚き直立不動になる。
むしろ抵抗という言葉を忘れてしまっているようだった。
固まったまま動けない若王子を他所にもう離さないとでも言うかのように強く抱きしめ、すっかり志波は出来上がっている。

「俺、先生を抱きたい。…いいですか」

「っえ…」

話しが急に飛んでない?
流石の若王子もそう突っ込んでしまった。









「メロンパン。」












「ッハ…ぁあ…//」

「先生…凄く可愛い…」

ゆるゆるとペニスを扱かれつつ前立腺を指で突かれ、その刺激にビクビクと身体が震えた。
最近あまり下半身を構っていなかったからか、少しの刺激でも力が抜け、その場に座り込みそうになる。

壁に手をつき、尻を突き出すような形に抵抗を覚え無いでもないが、それを吹き飛ばすほどの快感にどうすればいいのか分からず、戸惑いポロポロと涙が流れた。

「泣かないで。…先生、…貴文、さん…」

ジジ、と聞きなれたジッパーの音に、不安になり首だけ動かして志波を見れば、大丈夫、と安心させるように言われた。
片方の腕だけで難なく若王子を支え、後孔に入れていた三本の指をゆっくりと引き抜く。
そのままヒクヒクと何かを欲しがるような動きを見せるそこへ、そっとあてがった。

「あ、う…っ」

「大丈夫だから、力、抜いて…」

背中を撫でられ抱きしめるように密着した身体に少しだけほっとし、志波を受け入れるために何とか身体から力を抜こうと緩いため息を吐く。
ぐぐ、と中へ入ってきたペニスに穴が引きつるような痛み、泣きそうな声を上げて首を振るが、ごめん、ごめんと繰り返すだけで志波は一向にやめる気配を見せない。

「いた、いっ。志波く…っ」

「ごめん貴文さん…でも、止まらない…っ」

低い音が耳を掠る。若王子が逃げるように捻じった身体を荒々しく抱きしめ、宥めるようにペニスを扱いた。
ああ、と上擦ったような声を上げてぐったりと力の抜けた隙を見て自身を埋め込む。

「った…って…っ!し、ば…っ」

ポロポロと面白いくらいに零れる涙を舐め取り、前立腺の辺りを突く様小刻みに腰を動かすと、痛みに萎えていた若王子のペニスがピクリと反応を示した。
敏感にそれを感じ取り、志波が腕を前に回して若王子の性器を乱暴に擦りあげる。
痛いと非難の声を上げる若王子だったが、性器はたらたらと先走りを零して喜んでいた。

野生的なセックスが好みなのだろうか。
兎に角、若王子は痛がっているだけではない。
そう確信すると、段々志波の動きが大胆になっていく。

「あ、っあ…っ」

「先生の中、凄く熱くて…変になりそうだ」

根元まで埋め込み、先端ギリギリまで引き出す。
内壁はペニスが抜ける事を拒むかのようにきゅっと強く締まり、危うく達してしまいそうになる。

「あ、志波く…っ、もう…っ」

小刻みに震え始めた身体を抱きしめ、射精を促すように挿入しているペニスで前立腺を抉った。
ふるふると首を振り、若王子が自分の性器を扱く。

「っあ、だ、め…っ」

ビクン、と一度身体が跳ね、壁に白濁した液体を散らす。
射精をした後の脱力感から、蹲るようにして座り込む若王子を支えきれず、一度ペニスが抜けてしまった。
ハァハァと肩で荒い息を繰り返す身体に、圧し掛かるようにして再び中へ埋めこみ、今度は強く腰を打ちつける。
その刺激に、若王子が泣きそうな声をあげて首を逸らした。

「俺、まだイッてない…先生も、もう1回…」

「あ、ん、志波くん…っ!」

僕、メロンパン買いに行きたいんですけど…!!
そんな訴えは綺麗にスルーされ、結局若王子は昼食をとり損なったのだ。







言い訳(後書き)

すみませ…!でも若のエロがどうしても書きたかったんです。
話し繋がってないけど、とりあえずエロを書けたので満足です!(爆)
題名も適当なのでそのうちちゃんと考えて代えます…(アイター)